会長(内科系) 野 々 木  宏

        国立循環器病センター 心臓血管内科

         
会長(外科系) 小 林  順 二 郎
        国立循環器病センター 心臓血管外科

 

   この度、第19回日本冠疾患学会学術集会を平成17年12月9日(金)と10日(土)の2日間、大阪国際会議場にて
  開催することになりました。現在、運営委員を組織し、鋭意準備を進めております。
 

 今回の学会のテーマは 『 冠疾患診療のニューフロンティア : 連携と創造 』 といたしました。

  日本冠疾患学会は、診療に関わる内科と外科の専門家が一つになって、真に patient orientedの精神で
  冠疾患の医学と医療を学び合い、実行を目的とする学会であり、冠疾患に関する基本的および臨床的研究の
  進歩および普及をはかり、これを通じて診断・治療の向上をめざしています。
   第19回日本冠疾患学会学術集会では、グローバル化する領域のなかで、我が国における冠動脈疾患にたずさわる
  内科医、外科医が同一のテーマで最善の診断・治療のあり方、また薬物放出性ステント・再生医療・ロボット手術等の
  最先端医療に関して今後の動向を検討する絶好の機会であり、内外の施設との活発な議論が期待されます。
   また、冠疾患は院外心停止の最大原因であり、その救命・予防には地域における啓発・体制構築、また
  発症後のリハビリテーション等に関して、コメディカルとのチーム医療、市民公開講座による啓発が重要と考え、
  医師のみならずコメディカルとの意見交換から新しい治療体系が創造されると期待され、今後の我が国における
  医学・医療の向上と国民福祉の発展に寄与するところが極めて大きいものと確信しております。
  多数の方のご参加をお待ちいたします。